お宮参りで御祈祷の最中などに、赤ちゃんが泣くのを心配しているお母さんもいると思います。
生まれたばかりの赤ちゃんにとって初めての外出になるお宮参りは、お母さんも慣れないので不安に思うのは当然のことです。
そんなお母さんが気持ちの余裕がもてるように、お宮参りの時に赤ちゃんが泣く原因とその対処法についてまとめました。
目次
お宮参りで赤ちゃんが泣くのにはどんな原因があるの?
生後1ヶ月頃の赤ちゃんが泣くのは、主に次のようなことが原因と考えられます。
生理的な原因
おむつが汚れていて気持ちが悪い、暑さや寒さ、喉の渇き、眠い、お腹が空いたといった生理的な不快感で泣くことがあります。
お宮参りで良くあるのは、祝い着は着せると意外に暑いものなので、寒さを心配するあまり着せすぎて、暑くて不快で泣くといった例があります。
環境の変化によるもの
お宮参りの頃の赤ちゃんは、まだ一日の大半を静かに寝て過ごしています。
そんな赤ちゃんを外に連れ出せば、赤ちゃんなりに環境の違いを感じ取り、不安や不快感から泣くことも珍しくありません。
お母さんの不安を感じ取る
多くのお母さんが経験していることですが、お母さんが不安な気持ちでいると、それが赤ちゃんに伝わって泣くことがあります。
赤ちゃんは泣くものだと考えて心配し過ぎず、お母さんがおおらかな気持ちでいることも大切です。
お宮参りで赤ちゃんを泣かせないための対策と泣く時の対処法とは
お宮参りで赤ちゃんが泣くのが心配な時には、次のような対策と対処法を知っておくといいでしょう。
赤ちゃん優先で行う
出かける前に授乳を済ませておむつをきれいにしても、この頃の赤ちゃんの授乳やおむつ替えの間隔は短いものです。
できるだけ短時間で済むように、近所の神社にお参りをするなどの、赤ちゃん優先の無理のないスケジュールをたてるようにします。
ミルクやおむつ替えの準備を
短時間で済ませる予定でも、おむつや授乳の準備、湯冷ましを入れた哺乳瓶などを用意しておきます。
神社のトイレにおむつ替え用のシートがあるか問い合わせておいたり、神社の近くでおむつ替えや授乳のできるお店などを調べておくと安心です。
自家用車のなかで授乳できるように授乳ケープを用意したり、おむつ替えの時に敷くバスタオルを持っていくなど、いざという時の対策も考えておきます。
おくるみ
音や周囲の状況に敏感な赤ちゃんは、お参りの時におくるみを巻いてあげると安心します。
おくるみには、赤ちゃんの全身を包んで安心させる効果があり、抱きやすくなるのでお母さんにとっても便利なものです。
お宮参りで赤ちゃんが泣く原因と泣かせないための対処法まとめ
お宮参りで泣く原因は?
・おむつが汚れていて気持ちが悪い、暑さや寒さ、喉の渇き、眠い、お腹が空いたといった生理的な不快感で泣く。
・慣れない外出で環境の変化を敏感に感じ取り、不安や不快感を感じて泣く。
・お母さんが不安な気持ちでいると、それが赤ちゃんに伝わって泣くことがある。
泣かせないための対策と対処法は?
・できるだけ短時間で済むように、近所の神社にお参りをするなどの、赤ちゃん優先の無理のないスケジュールをたてる。
・おむつや授乳の準備、湯冷ましを入れた哺乳瓶などを用意しておき、神社や近所のお店でおむつ替えや授乳ができるか調べておく。
・自家用車のなかでおむつ替えや授乳ができるように準備しておく。
・おくるみには、赤ちゃんの全身を包んで安心させる効果があり、音や周囲の状況に敏感な赤ちゃんは、おくるみを巻いてあげると安心する。