お宮参りの場所と安産祈願は一緒にするの?

初めての出産を控えた妊婦さんには、里帰り出産をする人も多く、実家近くの神社で安産祈願をする人も多いと思います。

里帰りする場所が遠い場合には、安産祈願をする神社と赤ちゃんが生まれた後に祈祷するお宮参りの神社が違って良いの?という疑問が浮かぶと思います。

結論からいえば、安産祈願の場所とお宮参りの場所が違っても、問題ありません。

もちろん、安産祈願とお宮参りの場所を同じにする人もいて、その場合には、特に疑問にも感じないかもしれません。

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お宮参りと安産祈願の場所が違う場合には?

お宮参りと安産祈願の場所が違う場合には、前述のように、里帰り出産をする際に考えられます。

出産前の安産祈願を、実家近くの神社で行い、出産後には自宅近くの神社でのお宮参りということ自体に、問題はありません。

ただ、安産祈願をした場所への無事の出産のお礼参りは、出産後に落ち着いた早い時期にしておくべきです。

神様へ安産のお願いをして報告もなしというのは、神様に対しても失礼になりますので、お礼参りは当然のことです。

お礼参りの際には、神殿への昇殿祈願の必要はなく、参拝だけで十分ですので、お賽銭箱の前で手を合わせて参拝します。

実家までの距離があり、なかなか帰省する環境にない場合には、安産祈願した神社と同系列にあたる近所の氏神神社での参拝での報告をすることでも大丈夫です。

安産祈願とお宮参りでもらうお守りなどは?

安産祈願とお宮参りでもらうお守りなどは、神社にお返しするべきものと一年間身につけておくものがあります。

安産祈願では、安産のお守りや腹帯などがあり、通常のお守りは一年間身につけておきますが、安産のお守りについては、出産後に頂いた神社にお返しします。

実家の両親や親戚縁者からもらったお守りについても、本来はいただいた神社にお返しするべきですが、近所の神社であれば、持参すれば返納することが可能です。

お宮参りでいただくお守りについては、できるだけ赤ちゃんのそばに置いてあげるものです。

身につけておくとはいえ、どこにつけなければならないという決まりはなく、普段持ち歩くバックなどにつけておけば良いと思います。

赤ちゃんが無事に一年を過ごせた頃に、お宮参りをした場所である神社にお返しします。

お宮参りをした場所に、赤ちゃんの一歳を迎えた姿を神様への報告とお守りのお返しをすることで、お礼参りともなります。

安産祈願とお宮参りの場所は、違っても?

安産祈願とお宮参りの場所は、違っても問題ありません。

里帰り出産などの場合に実家近くで安産祈願をし、お宮参りは住んでいる近所の神社の場合には、出産後に早めのタイミングでのお礼参りをすることで十分です。

仮に、安産祈願の場所が遠方の場合には、近所の氏神神社への出産報告の参拝で代わりにすることが可能です。

いずれにせよ、安産祈願とお宮参りの場所の違いは問題なく、出産の無事と赤ちゃんの健全な成長の祈願を見守ってくれた神様への感謝と報告を、参拝で表現することが大切です。

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