お宮参りには、誰が行くべき?親だけでは?

お宮参りには、無事な出産の報告と赤ちゃんの健やかな成長を祈願することが目的で、主役の赤ちゃんとお母さん、それにお父さんの親だけが付き添うケースが増えています。

本来の慣習では、お宮参りには、赤ちゃんと親だけでなく、お父さんの母親であるおばあちゃんにも大きな役目があります。

赤ちゃんのお父さんの母親がお宮参りに付き添うのには、産後のお母さんの負担を軽減することが目的です。

結婚して赤ちゃんが生まれることに関して、家に対する考え方として、生まれた赤ちゃんの父方の母親が、赤ちゃんを抱っこしておく役目とされています。

しかし、核家族化の進行や少子化の影響で、親族間のトラブルを避けるために、赤ちゃんと親だけでのお宮参りも増えています。

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お宮参りの慣習としては、赤ちゃんと親だけでなく?

お宮参りの慣習としては、赤ちゃんと親だけでなく、父方の母親であるおばあちゃんが、赤ちゃんを抱っこする役目に付き添います。

お宮参りの産後ひと月という時期は、出産を終えたお母さんには疲れが残っている場合も多く、負担を軽減してあげる目的で、父方の母親を付き添わせています。

一説には、昔の考え方に、お産は穢れとされていて、お参り前の穢れの祓われていない状態のお母さんに変わって、お義母さんが赤ちゃんを抱いて昇殿参拝させるためというものもあります。

お宮参りには、日本古来の伝統的な文化要素が多分に含まれているため、女性が男性の家に嫁いで出産し、生まれた赤ちゃんは、その男性の家の子という認識から、親だけでなく父方のおばあちゃんが、抱っこして参拝に参加すると、個人的には、解釈しています。

お宮参りにも、家族の事情を考慮した対応で?

お宮参りにも、家庭の事情を考慮した対応で、問題ないと思います。

現代社会において、核家族化が進み、赤ちゃんの親にも兄弟が少ないことは珍しくなく、両親の実家の祖父母の意識にも、昔とは違う認識があります。

父方、母方の一方の親だけを、お宮参りに呼ぶことは、トラブルになることが予想されるご家庭もあると思います。

せっかくの赤ちゃんのお祝いの行事であるお宮参りがきっかけで、親族間が揉めることは、本末転倒といえ、親族間での事前の話し合いをしておくことで、親だけでお宮参りをすることなども考慮に入れておくべきです。

お宮参りの参拝や祈祷を親だけの付き添いで行い、その後の食事会に親族を招待するなどの柔軟な対応をすることで、赤ちゃんを取り巻く大人たちの機嫌を保つことにもつながります。

お宮参りには、慣習と現代の事情も考慮に!

お宮参りには、日本古来の伝統的な慣習として行われてきた儀式的な要素が多分に残っています。

そのため、お宮参りには、主役の赤ちゃんと親だけでなく、父方の母親が、赤ちゃんの抱っこ役として付き添います。

赤ちゃんの誕生は、家の関係が大きく影響しますが、現代社会では、違和感を感じるものになりつつあります。

とはいえ、年齢によっても、お宮参りの捉え方には違いがあり、円滑なお宮参りには、赤ちゃんをお祝いする気持ちを大切に、ご両親の親族間での立ち回り方が重要です。

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