お宮参りには、賽銭箱前での参拝だけの方法と拝殿昇段での参拝と祈祷を受ける方法のふたつがあります。
参拝だけのお宮参りでも、お守りを社務所で買い求めることがあり、祈祷を受ければ、神主などからお守りを手渡しされるものです。
お宮参りに限らず、神社でいただくお守りには、さまざまなものがあり、役目に応じた期間が経過したお守りは、お焚き上げなどの処分の仕方があります。
普通は、お守りの有効期限として、いただいてから一年といわれていて、年始にお焚き上げで前年のお守りを処分する神社もあり、基本的に一年を通じて、神社に古いお守りを返すことが可能です。
出産とお宮参りに関するお守りは、どうするのか?
出産とお宮参りに関するお守りは、どうするのかといえば、どちらのお守りも、役目を終えれば、神社に返納して処分してもらいます。
出産の無事を祈り、友人や両親からもらった安産祈願のお守りについては、出産が終われば、役目を終えていますので、結果にかかわらず、なるべく早めに感謝して処分します。
お宮参りでいただいたお守りの場合には、赤ちゃんの健やかな成長を祈願したものですので、1年を目安に処分します。
お守りには、神社や寺院で祈祷されることにより、神様や仏様の魂があるとされ、処分には、いただいた場所にお返しすることが基本です。
お宮参りでいただいたお守りは、祈祷を受けた神社の境内に設けてある古札やお守りを納める箱にお返しします。
お守りの返納用の箱の設置がない場合には、社務所などで聞いてみれば、対応していただけます。
お宮参りの場所が、遠方の神社の場合には?
お宮参りの場所が、遠方の神社の場合は、赤ちゃんの世話や日常の雑事に追われ、行けないこともあります。
友人や両親からもらったお守りには、住んでいる場所から遠い場合もあり、そのときには、近くの神社に持参して処分してもらうことが可能です。
ただ、お返しする際には、もらったお守りが神社のお守りか、寺院のお守りかを確認して、返納する場所を間違えないようにします。
遠方の実家などからいただいたお守りを、どうしてもいただいた神社へ返納したいときには、郵送でお守りのお焚き上げの旨の文章とお焚き上げの御賽銭を同封すれば、対応していただけます。
いずれの場合にも、お宮参りの後、見守ってくれたお守りの神様への感謝の気持ちを持って、適切な処分をすることです。
お宮参りでいただいたお守りの処分は、神社で!
お宮参りに行けば、社務所でのお守りの購入や、祈祷の際にいただくお守りがあります。
通常のお守りは、一年を目安に、いただいた神社に返納し、処分していただき、新しいお守りをいただいてきます。
遠方の神社からいただいたお守りも、処分の目安となる期間が経過したものは、持参することができないときには、近くの神社へ持参して処分してもらうことが可能です。
神様の魂を宿すとされるお守りに一年間見守っていただいた感謝をもって、いただいた場所での処分をしていただくことをおすすめします。