お宮参りを家族だけでしたいのは変なの?

お宮参りは、赤ちゃんの生後ひと月くらいの頃に、無事な出産と今後の健康な成長を祈願するために、両親と一緒に土地の氏神様を参拝するものです。

本来は、お宮参りには、主役の赤ちゃんと両親が行けば良いのですが、最近では少子化のせいなのか、両親の父母や義理の父母、あるいは叔父さんや叔母さんまで参加したいというご家族もあるようで、家族だけでしたいという両親の希望も出現してきます。

赤ちゃんの誕生というお祝いの行事で、善意の押し付けの結果として、トラブルとならないためにも、家族だけでお宮参りしたいという希望を通す方法を考えてみます。

あくまでも、お宮参りの主役は赤ちゃんで、同行するのは両親だけで十分という認識で間違いはありません。

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お宮参りに誰と行くかで、トラブルの可能性も?

お宮参りに誰と行くかで、トラブルの可能性も秘めています。

赤ちゃんの誕生には、両親はもちろん、関係の近い祖父母、叔父、叔母といった親戚にとっても、お祝いをしたいという感情は理解できますが、その行動の選択として、お宮参りにまで、付き添われるというのには、両親としては、複雑だと思います。

しかも、初孫の誕生の場合には、両親の実家のどちらかを招待することは、呼ばれなかった祖父母からは文句がでて、トラブルの可能性が高くなります。

お宮参りの際に、実家の両親を呼ぶのであれば、両家の両親を招待するべきで、そうでない場合には、家族だけでしたいという旨を伝え、両方とも招待しないことが、トラブルを避けることができます。

お宮参りの時期は、お母さんも産後ひと月という時期ですので、体調の回復も微妙な時期ですので、余計な負担をかけないことが大切です。

お宮参りを家族だけでしたいという意思表明を!

お宮参りを家族だけでしたいという意思表明を、祖父母や親族、親戚に伝えることは、変なことではなく、本来の行事の意味からも、問題となることではありません。

ただ、赤ちゃんの誕生というおめでたいことで、さまざまな人の目尻が下がり、お祝いという名目で関わりたい気持ちになることは、無理もないことです。

お宮参りを、家族だけでしたいという意思をはっきり伝え、お祝いの場をその後の食事会や集合写真の撮影などに置き換えることで、周囲の親族や親戚との関係を壊すことなく、負担を減らすことが可能です。

お宮参りの主役は、あくまで赤ちゃんであり、周囲の人のお祝いの気持ちを尊重しながらも、産後間もないお母さんには、ちょっとしたことでも、ストレスにつながります。

赤ちゃんが祝福されるための最も良いやり方を、赤ちゃんの両親同士でよく相談しておくことをおすすめします。

お宮参りの主役は赤ちゃんです!

お宮参りの主役は赤ちゃんで、初めての神社への参拝と祈祷に両親とともに伺うことが趣旨であり、家族だけでしたいということは当然です。

最近は、少子化の影響からか、赤ちゃんのお宮参りにも、遠い親族までも参加しようとする家族もあるため、家族だけでしたいといった希望があがる傾向もあります。

本来は、お宮参りへは、主役の赤ちゃんと両親のみでの参拝で十分なのです。

赤ちゃんを祝福する日本古来の文化的な行事ですので、家族でよく話し合って、事前に親族との調整をしておくことが大切です。

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