お宮参りで子供に着物を着せる時の正しい着せ方と注意点

お宮参りの着物の着せ方は、なんとなくは見て知っているものの、いざ着せるとなると細かな点が分からないものです。

せっかくのお祝い着ですので、事前に正しい着せ方を確認して、できるだけ綺麗に着せてあげたいものです。

お宮参りで子供に着物を着せる時の正しい着せ方と、安全にお参りをするために注意する点についてまとめました。

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お宮参りの正式な着物と子どもに着せる時の正しい着せ方

お宮参りの正式な着物は?

お宮参りの着物は、正式には子供に内着と呼ばれる白羽二重の着物を着せ、白の帽子とよだれかけをつけます。

祝い着(産着とも言う)と呼ばれる着物は、子供を抱っこした大人の上から掛けるようにして着ます。

最近では、内着は省略して普通のベビー服やベビードレスを着せ、祝い着だけにすることが多くなっています。

祝い着の着せ方

内着を着た子供に帽子とよだれかけをつけ、祝い着と長襦袢は袖を通して重ね、両方の紐を重ねておきます。

子供を抱く時には、頭は右側でも左側でもよく、抱く人が抱きやすい側にします。

抱いた人の、子供の頭が無い側の肩辺りに、祝い着の紐が縫いつけられている箇所が来るように祝い着を掛けます。

そのまま子供の肩を覆うように祝い着をまわし、反対側の腕の肘と肩の中間あたりを通るようにして、抱いた大人の背中で蝶結びにします。

お守りなどの下げる飾りがある時には、子供の頭側の紐に通して下げます(大人の背中に下がる感じになります)。

お宮参りの着物の着せ方で子供のために注意したいこととは

綺麗に着せるポイント

祝い着が下がっているとだらしがない感じになるので、紐は少しきつめにしっかりと結びます。

子供の頭と反対の側が高く、子供の肩をおおって斜めに下がっていき、正面から祝い着の柄が見えるようにすると綺麗です。

気候に気を付ける

大人に抱かれた上から祝い着を着せるので、気候によっては暑さが子供の負担になります。

暑い季節は下に着せる服で調節したり、できるだけ短い時間でお参りを済ませるような配慮が必要です。

化繊のドレスは注意を

祝い着の下にセレモニードレスなどを着せる場合には、化繊のものは滑りやすいものがあるので要注意です。

祝い着の下は抱っこ紐などがなく、柔らかな子供を腕で抱いているだけですので、滑りやすい服だと抱きにくくて危険です。

ドレスの裾から片手を入れて、子供のお尻を支えるようにして抱くとある程度安定しますが、無理をせずに子供の安全優先で考えます。

お宮参りで子供に着物を着せる時の正しい着せ方と注意点まとめ

お宮参りの正式な着物は?

・正式には子供に内着と呼ばれる白羽二重の着物を着せ、白の帽子とよだれかけをつけ、子供を抱いた人の上から祝い着と呼ばれる着物を掛ける。

・最近では、内着には普通のベビー服やベビードレスなどを着せることが多く、白羽二重の内着は少なくなった。

祝い着の着せ方

・内着を着た子供に帽子とよだれかけをつけ、祝い着と長襦袢は袖を通して重ね、両方の紐を重ねておく。

・抱いた人の、子供の頭が無い側の肩下辺りに、祝い着の紐が縫いつけられている箇所が来るように祝い着を掛ける。

・そのまま子供の肩を覆うように祝い着をまわし、反対側の腕の肘と肩の中間あたりを通るようにして、抱いた大人の背中で蝶結びにする。

綺麗に着せるポイント

・祝い着が下がっているとだらしがない感じになるので、紐は少しきつめにしっかりと結ぶ。

・子供の頭と反対の側が高く、子供の肩をおおって斜めに下がっていき、正面から祝い着の柄が見えるようにすると綺麗。

注意する点

・気候によっては暑さが子供の負担になるので、暑い季節は下に着せる服で調節したり、できるだけ短い時間でお参りを済ませる。

・祝い着の下は抱っこ紐などがなく、柔らかな子供を腕で抱いているだけなので、滑りやすい化繊のドレスは避ける。

・ドレスの裾から片手を入れて、子供のお尻を支えるようにして抱くとある安定した抱き方ができるが、無理をせずに安全優先で考える。

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