お宮参りの時期とされる赤ちゃんの生後ひと月は、あっという間に訪れますが、赤ちゃんの誕生月によっては、極寒の冬の雨なんて日もありえます。
真冬の雨の日でも、お宮参りの厳密な日にちだからと神社へ向かうことはありません。
お宮参りの時期とされる生後ひと月は、あくまで目安であって、その予定した日の天候が悪天候の場合には、先延ばしにすることに問題はありません。
日本には、祝い事を先延ばしにすることを悪い事とは解釈しませんし、お宮参りには赤ちゃんに影響の少ない天候の日を選ぶことをおすすめします。
お宮参りの日は、赤ちゃんに影響の少ない天気を?
お宮参りの日は、赤ちゃんに影響の少ない天気を選ぶことが、最も大切です。
お宮参りには、赤ちゃんの初めての土地の氏神さまへのご挨拶の参拝と祈祷を受けるためのもので、お祝いの儀式の一つです。
お祝いをするのに、土砂降りの雨や、生まれ月による真冬の寒さや、真夏の灼熱の太陽の下で神社に向かうことは、赤ちゃんにとっても、付き添う産後間もないお母さんにとっても苦痛でしかありません。
お宮参りの予定とする日は、赤ちゃんの生後ひと月を目安として、さまざまな条件を考慮して、日柄や六曜などを活用した理由付けも活用して、最も適した日を選択するべきです。
赤ちゃんやお母さんに負担となる条件がある場合には、先延ばしにすることに躊躇する必要はありません。
赤ちゃんの誕生が、真冬の時期であれば?
赤ちゃんの誕生が真冬の時期であれば、ひと月あるいは、二ヶ月先延ばしすれば、少し暖かさを感じる季節に変わります。
ちょうどその頃には、お宮参りの次に控えるお食い初めの儀式があり、赤ちゃんの生後100日目とされています。
真冬の寒さだけでなく、予定した日に雨の予報も重なれば、なおさら、お食い初めの時期まで先延ばしすることをおすすめします。
日本には、良きにつけ悪しきにつけ、四季が存在しているため、祝い事にも天候の影響を受けます。
日本古来からの慣習として行われてきたお宮参りにも、雨や暑さ、寒さの影響があり、そのために、先延ばしするための理由づけをするものが、六曜や日柄といったものがあります。
赤ちゃんをお祝いする気持ちをメインとして、利用できる慣習やしきたりを活用して、赤ちゃんとお母さんに負担のないお宮参りを予定してあげることが大切です。
お宮参りの日取りは、赤ちゃんに快適な日を!
お宮参りの予定には、赤ちゃんの生後ひと月頃が目安ですが、状況に応じた柔軟な対応をしましょう。
赤ちゃんの誕生月によっては、真夏の暑さや真冬の寒さ、雨などの気象状況の影響を受けます。
赤ちゃんの体調はもちろん、お母さんの産後の回復状況、天気や天候といった条件がそろわない場合には、お食い初めの生後100日目をめどに先延ばしすることをおすすめします。
お宮参りとお食い初めを同日に行うことに、問題はなく、できる限り赤ちゃんとお母さんの負担を軽くすることが大切です。