お宮参りに産着なしでも大丈夫?

お宮参りに産着なしでも大丈夫かといえば、結論からいえば、普通の服での参拝と祈祷を受けることは可能です。

しかしながら、お宮参りの本来の意味を考えれば、赤ちゃんや両親にとっても、一生に一度のことですので、産着なしでというよりも、産着を着せることをおすすめします。

赤ちゃんの誕生には、何かと出費がかさみ、生誕ひと月くらいの時期には、お産からのさまざまな生活の変化からも、気苦労の絶えない時期でもあります。

お宮参りの産着は、一回しか着ないため、産着なしでもと考えることも不自然ではありませんし、普段着での参拝のみで済ませる御家族も存在します。

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お宮参りに産着を着せるのは、なぜ?

お宮参りに産着を着せるのは、なぜかといえば、土地の氏神様への初めての祈祷を受けるための正装のためといえます。

日本古来の伝統的な文化に、赤ちゃんは神からの授かりもので、両親が育てさせていただくという考え方があり、そのため、産後ひと月ほどした頃に、無事の出産と、両親と揃って氏神様への報告と健全な成長を祈願する初めての機会のことをお宮参りとされています。

赤ちゃんは神様のものという考え方から、その神様の御前にご挨拶に伺うわけですから、正装するための産着を赤ちゃんに着せるわけです。

本来の意味からすれば、お宮参りに産着なしでもというのは、しきたりや風習から外れます。

しかしながら、現在では、考え方の多様化や家族のあり方の変化で、産着なしでというより、レンタルするなどの方法をとるご家族もあるようです。

お宮参りの産着の出費を抑えるには?

お宮参りの産着の出費を抑えるには、レンタルや安く購入する方法が考えられ、産着なしで参拝することは、極力避けることをおすすめします。

お宮参りの趣旨を理解したうえで、赤ちゃんに産着での正装をさせる必要性が、重要な慣習です。

そのために、赤ちゃんに一度しか着せないドレスや着物に高額な金額を支払う必要はないと考えるご家族には、レンタルで必要なものを揃えることが可能です。

昔であれば、兄弟や親戚の多さから、親族一同で着回すなどすることが可能でしたが、現在の少子化の中では、業者のレンタルを利用することが最も現実的です。

レンタルへの抵抗を感じる場合には、親戚や友人での昔ながらの着回しでの利用が、費用を抑えることも可能なうえ、成長した際の七五三などの着物への利活用もはかることが可能です。

お宮参りの意味を考えた産着の選択を!

お宮参りは、赤ちゃんと両親にとって、一生の中での最初の土地の氏神様への参拝と祈祷です。

氏神様の前に伺うわけですから、赤ちゃんと両親は正装することが礼儀であり、赤ちゃんの正装として産着を着せるわけです。

一度しか着ない着物やドレスに高価な金額を支払うことにためらう場合には、レンタルやシェアなどを考えてみることで、産着なしでの参拝を避けることをおすすめします。

お宮参りは、一生に一度のことですので、あとで後悔しない選択をするべきです。

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