祝い着や初着とも呼ばれる産着は、お宮参りの時に子供に着せる特別な着物です。
一般的には母方の実家から贈られることが多いですが、自分たちの好みのものを購入したりレンタルしたいと思う人もいるでしょう。
産着を用意する時の購入とレンタルそれぞれのメリットと価格や気を付ける点についてまとめました。
目次
お宮参りの産着を自分たちで購入する時に気を付けたいこと
お宮参りの産着を自分たちで購入する場合のだいたいの予算と気を付ける点は次の通りです。
購入のメリットは?
レンタルの場合は借りられる日数が限られていますが、購入ならば仕上がった後は日にちを気にせずにお参りができます。
また、男の子の場合は家紋を入れるのですが、レンタルの場合は自分の家の紋と違うものになったり、シールで貼り付ける簡易的な紋になります。
男の子は五歳、女の子は三歳の七五三にも着ることができるので、生まれた時に着た着物を成長した子供に着せられる楽しみもあります。
気を付けることは?
産着に限らず、着物は購入してから仕立てるので、出来上がりまでに日数がかかります。
急ぎで仕立てをすると仕立て代が割増しになることもあるので、日にちには余裕をもって用意します。
産着の価格は?
着物ですので高いものはきりがないのですが、一般的には5万円~10万円くらいの価格のものが多いです。
仕立て代や家紋を入れる料金が別途かかりますので、購入の時は仕立て代も含めて全部でいくらになるのかを確認しましょう。
お宮参りの産着を自分たちでレンタルする時に気を付けたいこと
お宮参りの産着を自分たちでレンタルする場合には、次のことに気を付けます。
レンタルのメリット
レンタルは手ごろな価格が一番のメリットで、一度しか使わないかもしれない産着に、あまりたくさんのお金を掛けたくないという人にお勧めです。
帽子やよだれかけもセットでレンタルしているところが多く、他に何も用意しないで済むので準備が楽です。
気を付けることは?
レンタルの場合は、借りられる日にちが限られてくるので、気候や子供の体調を考慮しながら、お宮参りの日取りを決めてから予約をします。
人気のある柄や料金の安いものは予約が早く埋まりがちなので、日取りが決まったら早めに予約をします。
レンタル料金は?
レンタル料金は店舗や品物によって違いますが、1万円前後の価格帯が多くなっています。
写真スタジオでは、お宮参りの記念撮影をした人に無料で産着をレンタルしてくれる所もあります。
お宮参りの産着を自分たちで用意する時に気を付けたいことまとめ
購入のメリットと気を付けることは?
・産着は購入すれば、自分の家の家紋を入れることができ、出来上がり後は日にちを気にせずにお宮参りができる。
・購入した産着は、簡単な仕立て直しで、男の子は五歳、女の子は三歳の七五三に着ることができる。
・仕立てに日数がかかるので、お宮参りに間に合うように、日にちには余裕をもって用意する。
産着の価格は?
・一般的には5万円~10万円くらいのものが多く、仕立て代などが別途かかるので、先に確認しておく。
レンタルのメリットと気を付けることは?
・価格が手ごろなだけでなく、帽子やよだれかけがセットになっている所も多いので、お宮参りの用意が楽に済む。
・借りられる日にちが限られてくるので、気候や子供の体調を考慮しながら、お宮参りの日取りを決めてから予約する。
・人気のある柄や料金の安いものは予約が早く埋まりがちなので、日取りが決まったら早めに予約をする。
レンタル料金は?
・1万円前後の価格帯のものが多く、一部の写真スタジオでは、写真を撮った人に無料で貸出してくれるサービスもある。