お宮参りは、生後1ヶ月程度の赤ちゃんを連れて神社にお参りし、健康に育つように祈願する行事です。
時間を短くしたい、お金を掛けたくないといった理由から、祈祷しないで済ませたいと思う人もいるようです。
お宮参りで祈祷しないのはダメなのかや普通の参拝と祈祷の違いについてまとめました。
目次
お宮参りで祈祷しないのはダメ?普段のお参りと何が違うの?
そもそも、神社での祈祷とはどういうもので、どんな時にしてもらうものなのでしょうか。
祈祷とは
祈祷は、普段は入れない拝殿に上がり、神主などの神職が祝詞(のりと)をあげてお祈りをしてくれる儀式です。
神社へのお参りは、普段はお賽銭をあげて参拝するだけですが、特別に祈願したいことがある場合に祈祷をしてもらいます。
祈祷をしてもらうには、社務所で申し込みをし、初穂料などと呼ばれる祈祷代をお供えの代わりに納めます。
祈祷をしてもらうのはどんな時?
祈祷では、安産・健康・合格・商売繁盛など、多種多様な願い事を祈願することができ、願い事や理由に決まりはありません。
お宮参りや七五三といった行事の時だけでなく、神様に願い事や感謝の気持ちを特別に伝えたい時に、誰でも申し込めるものです。
祈祷は、個人個人が必要と思う時にしてもらうもので、行事だからと言って、祈祷しないといけないわけではありません。
お宮参りで祈祷しない場合に、参拝だけでもきちんとするには
お宮参りの祈祷は必要?
祈祷は自分が必要と思った時にお願いするもので、お宮参りだからと言って絶対にしなくてはいけないものではありません。
実際に、色々な理由や考え方で、祈祷しない選択をする人も多いです。
お宮参りでは、心を込めて神社に参拝し、子供が無事生まれたことへの感謝や健やかな成長を祈願するだけでも良いのです。
神社の参拝の仕方
鳥居をくぐる時には軽く会釈をし、参拝前に手水屋で両手と口をすすいで身を清めます。
拝殿に向かったら、お賽銭を入れて鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼の作法でお参りします。
お願いごとの前に鈴を鳴らすのは、鈴の音で自分を祓い清めてもらうのと、神様にお参りに来たことを知らせる意味があるといわれています。
お宮参りで祈祷しないでもいいのかと参拝の仕方のまとめ
祈祷とは?
・普段は入れない拝殿に上がり、神主などの神職が祝詞(のりと)をあげてお祈りをしてくれる儀式。
・神社へのお参りは、普段はお賽銭をあげて参拝するだけだが、特別に祈願したいことがある場合に祈祷をしてもらう。
祈祷をしてもらうのはどんな時?
・安産・健康・合格・商売繁盛などの色々な願い事を祈願することができ、神様に願い事や感謝の気持ちを特別に伝えたい時に、誰でも申し込める。
・祈祷は、個人個人が必要と思う時にしてもらうもので、行事だからと言って、祈祷しないといけないわけではない。
お宮参りの祈祷は必要?
・祈祷は自分が必要と思った時にお願いするもので、お宮参りだからと言って絶対にしなくてはいけないものではないし、実際に祈祷しない人も多くいる。
正しい参拝の仕方は?
鳥居をくぐる時には軽く会釈をし、参拝前に手水屋で両手と口をすすいで身を清める。
拝殿に向かったら、お賽銭を入れて鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼の作法で参拝する。