お宮参りは、生まれた子供を連れて神社に参拝する行事ですが、正しい参拝の仕方は案外知らないものです。
子供のための行事ですし、正しい参拝の仕方を覚えて、きちんと神様にお参りしたいものです。
お宮参りで神社にお参りに行く時の正しい参拝の仕方と神社でのマナーについて説明します。
目次
お宮参りの正しい参拝の仕方と御祈祷について注意すること
お宮参りの参拝の仕方
お宮参りは、土地を守る氏神様(鎮守様・産土様ともいう)に生まれた子供を紹介し、健やかな成長を祈願するものです。
ですので、基本的には住んでいる土地や両親の故郷といった、ゆかりのある神社にお参りするのが本来のかたちです。
一般的には、生後1ヶ月頃に父方の祖母が子供を抱き、両親とともに神社に参拝します。
御祈祷について
神社の拝殿に上がって神職に願い事を祈願してもらう御祈祷は、必ずしも必要ではありません。
御祈祷を希望する場合には、事前に予約の有無や混雑状況などの確認をとっておきましょう。
御祈祷には、玉ぐし料や初穂料と呼ばれる御祈祷料を収めますが、お賽銭と同じで金額が決まっているわけではありません。
一般的には、お宮参りの場合は5千円程度が多く、「初穂料」「御神前」などと表書きをしたのし袋に入れて納めます。
お宮参りで神社にお参りに行く時の正しい参拝の仕方とは
お宮参りでは、御祈祷を受けなくても、心を込めて参拝するだけでも十分です。
神社での正しい参拝の仕方とマナーは次のようになります。
神社での正しい参拝の仕方
①まずは手水舎(ちょうずや・てみずや)でひしゃくに水を汲んで、左手右手の順番で手を洗い、口をすすいで清め、ひしゃくを洗って戻します。
②賽銭箱にお賽銭を入れ、鈴を鳴らします。
③「二礼二拍手一礼」の作法で、まず拝殿に向かって二度頭を下げて礼をし、二度柏手を打ち、最後にもう一度礼をします。
神社でのマナー
鳥居を入る時と出る時は軽く会釈をし、参道の真ん中は神様の通り道ですので空けて端を歩きます。
服装は普段着でもかまいませんが、清潔にして、だらしが無い恰好は避けます。
神社の敷地内で記念撮影をするのは大抵の場合は問題ありませんが、人の迷惑にならないように撮影場所には気を付けます。
神職や拝殿の中を許可なく撮影するのはマナー違反です。
お宮参りで神社にお参りに行く時の正しい参拝の仕方のまとめ
お宮参りの参拝の仕方
・土地を守る氏神様に生まれた子供を紹介し、健やかな成長を祈願するものなので、基本的には住んでいる土地などのゆかりのある神社にお参りをする。
・一般的には、生後1ヶ月頃に父方の祖母が子供を抱き、両親とともに神社に参拝する。
御祈祷について
・神社の拝殿に上がって神職に願い事を祈願してもらう御祈祷は、必ずしも必要ではないが、希望する場合には事前に神社に確認をしておく。
・玉ぐし料や初穂料と呼ばれる御祈祷料は、お賽銭と同じで金額が決まっているわけではないが、お宮参りは5千円程度が多い。
・御祈祷料は、「初穂料」「御神前」などと表書きをしたのし袋に入れて納める。
神社での正しい参拝の仕方
①手水舎でひしゃくに水を汲んで、左手右手の順番で手を洗い、口をすすいで清め、ひしゃくを洗って戻す。
②賽銭箱にお賽銭を入れ、鈴を鳴らす。
③「二礼二拍手一礼」の作法で、まず拝殿に向かって二度頭を下げて礼をし、二度柏手を打ち、最後にもう一度礼をする。
神社でのマナー
・鳥居を入る時と出る時は軽く会釈をし、参道の真ん中は神様の通り道なので空けて端を歩く。
・服装は普段着でもいいが、清潔にして、だらしが無い恰好は避ける。
・神社の敷地内で記念撮影をするのは大抵の場合問題ないが、人の迷惑にならないように気を配り、拝殿や神職を勝手に撮影しないようにする。