お宮参りを洋装で行う場合は、赤ちゃんの服装はベビードレスにおそろいの帽子といった服装が一般的です。
男女ともに白いベビードレスのイメージですが、他の色の服は着せてはいけないのでしょうか?
どうしてお宮参りには白が使われることが多いのかと、白以外に赤ちゃんに着せていい色はあるのかについてまとめました。
目次
そもそもお宮参りのベビードレスにはどうして白が多いの?
お宮参りの服装は、和装では古くからの決まりがありますが、洋装では昔からのしきたりのようなものはありません。
それでも、お宮参り用のセレモニードレスと呼ばれるベビードレスに白が圧倒的に多いのには、次のような理由があります。
無垢の色
まだこの世に生を受けて間もない赤ちゃんは、何色にも染まっていない無垢な存在ですので、白を着せるのが良いと言われています。
白はお宮参りに限らず、様々なセレモニーに使われる色ですので、白を着せることできちんとした印象になることも理由のひとつです。
赤ちゃんに似合う
お宮参りは生後30日くらいにすることが多いので、生まれて間もない赤ちゃんには、やっぱり白が一番似合います。
また、男の子にも女の子にも似合う色ということで、白が使われることが多いのです。
経済的な面も
第一子が生まれた時にお宮参り用の服を白で揃えてしまえば、男女関係なくその後に生まれた子供にも使えます。
お宮参りのセレモニードレスは買うとそれなりに高価ですので、経済的な面を考えて白を選ぶ人が多いようです。
また、簡素にしたい場合に普段着でお参りする場合も、清潔できちんとしたイメージのある白が多く選ばれています。
赤ちゃんに色のついた服を着せたい時に、お勧めの色は?
お宮参りのベビードレスの色は白が基本ですが、白以外の色を着せてはいけない決まりはありません。
白以外で多く使われるお勧めの色や、帽子とのコーディネートは次の通りです。
赤ちゃんに似合う色は?
白以外の色の服には特に決まりはありませんが、一般的に多いのは、ベージュ、ピンク、ブルー、黄色といった淡い色合いのものです。
色の濃い服はこの月齢の赤ちゃんには似合いませんし、神社などの場の雰囲気に合わないので避け、パステルカラーなどの優しい色にします。
帽子の色は?
ベビードレスと帽子がセットではない場合に、帽子も服の色に合わせるべきか迷う人が多いようですが、特に同じ色にしなくても大丈夫です。
淡いブルーやピンクのドレスに白の帽子というように、一般的なコーディネートとしておかしくない組み合わせなら、違う色の組み合わせでもかまいません。
お宮参りに白が多い理由と赤ちゃんに着せていい色のまとめ
お宮参りに白が多い理由
・白は生まれたての赤ちゃんにふさわしい無垢の色であり、きちんとした印象になるので好まれる。
・お宮参りの月齢の赤ちゃんには一番似合う色であり、男の子でも女の子でも着られる。
・男女の区別なく着られるので、下に子供が生まれた時にも使いやすく、経済的な面もある。
白以外でお勧めの色は?
・お宮参りのベビードレスの色は白が基本だが、白以外の色を着せてはいけない決まりはない。
・一般的には、ベージュ、ピンク、ブルー、黄色のベビードレスで淡い色合いのものが多い。
・色の濃いものはこの月齢の赤ちゃんには似合わず、場の雰囲気にも合わないので避け、パステルカラーなどの優しい色にする。
・帽子については、一般的なコーディネートとしておかしくない組み合わせなら同じ色でなくても大丈夫