生後1か月頃に行われるお宮参り。
こう言った行事は、当事者にならないと中々調べたりはせず、人によっては面倒に思うこともあります。
実際に、お宮参りをした人もいればしない人もいます。
特に、生後1か月の時期は忙しく、お宮参りをするのが負担に感じるのでしょう。
そこで今回は、お宮参りをしたかしないかで何か変わるのか、解説します。
お宮参りは絶対なのか
お宮参りは生後1か月頃と述べましたが、正式には男の子は31日目、女の子は32日目とされています。
しかし、この時期は赤ちゃんが疲れている時期でもあるので、お宮参りをしたかしないかで分かれるのです。
結論から言うと、お宮参りは何が何でもしなければならないものではありません。
神教の行事の1つなので、宗教と関わりのない人にとっては、してもしなくても良い行事と思われている場合も良くあります。
それゆえ、お宮参りをしないことを後悔しないのなら、しないと言うのも選択肢に含まれます。
ただし、赤ちゃんが病気になったり怪我をしたときに、「お宮参りに行っていれば」と思い詰めてしまう性格なら、した方が良いでしょう。
また、中にはお宮参りに拘りを持つ親族がいる場合もあるので、その辺りの確認も忘れてはいけません。
臨機応変に考えよう
いろいろな決まり事があるお宮参りですが、その全てを網羅する必要はありません。
一般的にはお宮参りをした人の方が多いですが、形式に則ってきちんとした人もいれば、私服で神社に行ってお祈りするだけと言う人もいます。
また、神社でのお祈りは簡潔に済ませて、写真館での撮影にお金を掛ける人もいれば、神社での祝辞はきちんと行い、写真は自分たちで済ませる人もいます。
いつお宮参りをするかに関しても、生後1か月頃と言う日にちに拘る人もいれば、親族の都合に合わせて日取りを決める人もいます。
要するに、一言でお宮参りと言っても多種多様であり、どれが正解とは一概には言い難いと言うことです。
勿論、全てを行うのがベストだとは思いますが、それが出来ないのなら最初から諦める――と言う必要はありません。
お宮参りをした人としない人の違いには、お宮参りに対するイメージの違いが挙げられます。
ガチガチに考えるのではなく、軽い気持ちで赤ちゃんの成長と健康をお祈りするだけでも、充分に意味はあります。
そのことを踏まえた上で、自分たちに合ったお宮参りを行うことをお勧めします。