お宮参りは里帰りの実家と住んでいる場所のどちらでするの?

里帰り出産で、産後も長く実家に滞在している場合には、生後1ヶ月頃に行うお宮参りの時期を実家で迎えてしまうこともあります。

その場合には、お宮参りは里帰りの実家でした方がいいのか、遅くなっても自宅のある場所でするのがいいのか、悩むこともあると思います。

お宮参りは、本来はどこの場所でするのが正しいのかと、どこでするのか決める時に気を付けたいことについてまとめました。

スポンサーリンク
omiya-mairiレクタングル大

お宮参りは里帰りの実家と住んでいる場所のどちらでするべき?

お宮参りは、里帰り中の実家と住んでいる場所のどちらでするのが良いのでしょうか。

本来のお宮参りの意味や、昔からのしきたりでは次のようになります。

お宮参りの意味

お宮参りは、地域の氏神様に子供が生まれた報告をし、無事に育つように見守っていただけるようにお願いするものです。

氏神様は住んでいる地域の人々を守る神社のことで、住んでいる住所によって氏神様は決まっています。

お宮参りの本来の意味を考えれば、子供が育つ場所の神社にお参りするのが本来の目的に合っていると言えます。

昔からのしきたり

お宮参りは父方の家が行う行事という考え方があり、お参りの時も父方の祖母が子供を抱いていくとしている地域が多いです。

多くの人は結婚して夫の姓を名乗るので、生まれた子供も、父方の家の新しい一員だという昔からの考え方が残っているためです。

里帰りの実家と自宅、お宮参りの場所を決める時の注意点とは

今は、それぞれの考え方や都合に合わせたやり方をすることが多くなり、里帰り中に母方の実家でお宮参りを済ませる場合もあります。

里帰りの実家と自宅の、どちらの場所でお宮参りをするかを決める時には、次のことにも注意して決めるようにします。

体調や気候

お宮参りをいつどこで行うかを決めるのに一番大切なことは、赤ちゃんとお母さんの体の負担が大きくならないようにすることです。

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは体力も抵抗力も弱く、お母さんも体の回復が十分でない場合があります。

体調や気候のことを考えて、里帰り中にするのがいいのか、自宅へ戻るまで待った方がいいのかを決めます。

家族の都合

里帰り中にする場合には、父親に実家のある場所まで来てもらわなくてはなりませんので、遠方で泊りがけになる場合は都合がつくかが問題になります。

また、両家の祖父母が参加するかどうか、集まるのに都合の良い場所はどちらなのかといった点も考えて決めるようにします。

お宮参りは里帰りの実家と自宅の場所のどちらでするのかのまとめ

本来のお宮参りの意味と昔からのしきたりは?

・お宮参りは住んでいる地域の氏神様に子供が生まれた報告をし、見守ってもらえるようにお願いするものなので、子供が育つ場所でするのが本来の目的に合っている。

・昔からのしきたりでは、お宮参りは父方の家が行う行事という考え方があり、お参りの時も父方の祖母が子供を抱いていくとしている地域が多い。

お宮参りの場所を決める時の注意点

・お宮参りをいつどこで行うかを決めるのに一番大切なことは、赤ちゃんとお母さんの体の負担が大きくならないようにすること。

・体調や気候のことを考えて、里帰り中にするのがいいのか、自宅へ戻るまで待った方がいいのかを決める。

・里帰り中にする場合には、父親に実家のある場所まで来てもらう必要があるので、時間の都合がつくかを考える。

・両家の祖父母が参加するかどうか、参加する場合は集まるのに都合の良い場所はどちらなのかなども考えて決める。

スポンサーリンク
omiya-mairiレクタングル大
omiya-mairiレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする